アップル初の折りたたみ、サムスン7年目の折りたたみと真っ向勝負
🎧 1分要約
📌 1分まとめ
アップルが9月9日(現地時間)、初の折りたたみ式iPhoneとなる「iPhone Duo」を発表しました。サムスン電子が7月に発売した「Galaxy Z Fold8」と、開いた状態で7.6インチ、折りたたんだ状態で5.4〜5.5インチとほぼ同じ画面サイズのため、自然と比較の的になっています。ただし重さはiPhone Duoが254gで、Galaxy Z Fold8(201g)より53g重く、価格も韓国国内基準で329万ウォンと、227万8,100ウォンのGalaxy Z Fold8より約101万ウォン高くなっています。アップルはチタニウムフレームとセラミックシールド、IP68の防水・防塵性能を前面に押し出し、サムスンは軽さと相対的に低い価格を強みとしてアピールしています。
アップルが2007年に初代iPhoneを発売して以来、初めて折りたたみ式のiPhoneを披露しました。その名も「iPhone Duo」。ジョン・ターナス新アップルCEOが9日(現地時間)、米カリフォルニア州のアップルパークで開催された「Surprise and Shine」イベントで自ら発表しましたが、ティム・クックの後を継いで9月1日にCEOに就任した彼にとって初めての大型製品発表でもあります。画面サイズがサムスン電子の「Galaxy Z Fold8」とほぼ同じであることから、発表直後から両製品を比較する反応が相次いでいます。どこが同じで、どこが違うのか、早わかりで整理しました。

① 一目でわかるスペック比較表
| 項目 | iPhone Duo | Galaxy Z Fold8 |
|---|---|---|
| 発表日 | 2026.9.9 | 2026.7月 |
| 韓国国内発売日 | 10.23(予定) | 8.7 |
| 画面(展開時/折りたたみ時) | 7.6インチ/5.4インチ | 7.6インチ/5.5インチ |
| 重さ | 254g | 201g |
| 厚さ(展開時/折りたたみ時) | 5.2mm/11.3mm | -/約4.5mm |
| チップ | A20 Pro(2nm) | Snapdragon 8 Elite Gen5 |
| 防水・防塵 | IP68 | IP48 |
| 価格(256GB・韓国国内) | 329万ウォン〜 | 227万8,100ウォン |
② 画面サイズはほぼ同じ
iPhone Duoは折りたたんだ状態で5.4インチ、開いた状態で7.6インチの画面を使用します。Galaxy Z Fold8もカバーディスプレイ5.5インチ(14cm)、メインディスプレイ7.6インチ(19.3cm)とほぼ同格です。両社とも「パスポートに似たサイズ」という表現を使うほど、折りたたんだ際の形も似ています。ただし解像度はiPhone Duoが1,878×2,670(430ppi)、Galaxy Z Fold8 Ultra基準で2,504×2,256(10:9比率)と、比率や細かい数値には違いがあります。
③ 重さ・厚さはサムスンが軽い
重さの差が最も目立ちます。Galaxy Z Fold8は201gで、サムスンが自ら「世界最軽量の折りたたみ」と謳うレベルである一方、iPhone Duoは254gで53g重くなっています。厚さもiPhone Duoが展開時5.2mm、折りたたみ時11.3mmで、Galaxy Z Fold8(折りたたみ時約4.5mm前後)より厚めです。アップルはチタニウムフレームやセラミックシールドなど耐久性を高める素材を採用した分、重さと厚さではやや不利になったと説明しています。
④ チップ・カメラ・防水性能の比較
iPhone Duoは2nmプロセスのA20 Proチップを搭載し、現在発売されている折りたたみ端末の中で最も先端のプロセスを誇ります。Galaxy Z Fold8はSnapdragon 8 Elite Gen5を使用しています。カメラはGalaxy Z Fold8が5,000万画素広角+5,000万画素超広角のデュアル構成である一方、iPhone Duoは2つのカメラで多様な画角に対応する構成です。防水・防塵性能はiPhone DuoがIP68(最大水深6m、30分)で、Galaxy Z Fold8のIP48より一段階上です。
⑤ 価格・発売日の差は100万ウォン以上
価格差も顕著です。iPhone Duo 256GBモデルは韓国国内で329万ウォンからスタートする一方、Galaxy Z Fold8 256GBは227万8,100ウォンです。約101万ウォンの差がある計算です。米国価格もiPhone Duoが1,999ドルで、2,099ドルのGalaxy Z Fold8 Ultraとは近いものの、227万ウォン台の標準モデルのFold8よりは確実に高くなっています。発売スケジュールも異なります。Galaxy Z Fold8はすでに7月に発表され8月7日に韓国で発売されましたが、iPhone Duoは韓国国内で10月16日午後9時に予約注文を開始し、10月23日に発売される予定です。
⑥ 結局どちらを選ぶべきか
両製品とも、折りたたんだ状態では通常のスマートフォンのように使い、開くとタブレットに近い画面に切り替わるという基本コンセプトは同じです。iOSのエコシステムに慣れていて、iPhone史上初めて対応するApple Pencilの手書き機能に関心があるならiPhone Duoが、軽さと相対的に低い価格、すでに成熟した折りたたみアプリのエコシステムを求めるならGalaxy Z Fold8がより適しているという評価が出ています。アップルにとって初の折りたたみ製品である分、ヒンジの耐久性や実使用時のシワの程度は、初期レビューが蓄積されてから確認するのも一つの方法です。
📌 知っておくと良い点
- 公式価格と発売日は韓国国内基準で確定した情報であり、キャリアごとの支援金・プロモーションは別途確認が必要です。
- 重さ・厚さの差は実際の使用感で大きく感じられる要素なので、実機を直接触ってから決めることをおすすめします。
- iPhone Duoはアップルにとって初の折りたたみ製品である分、ヒンジの耐久性などは初期レビューと長期使用レポートをもう少し見極める必要があります。
- Apple Pencil対応のUSB-Cは年内のソフトウェアアップデートで提供される予定のため、発売直後からすべての機能を使えるわけではありません。
サムスンが7年間築き上げてきた折りたたみ市場にアップルが本格的に参入したことで、両製品を並べて比較する消費者の関心はしばらく続きそうです。画面サイズは似ていても、重さ・価格・発売時期では明確な違いがあるため、自分の使用習慣に合った選択が必要と言えそうです。
参照サイト
- MBCニュース – “アップル、「iPhone Duo」を発表…折りたたみ市場が注目” (imnews.imbc.com)
- ウィキペディア – “iPhone Duo” (ko.wikipedia.org)
- デイリアン – “「アップルがiPhoneを折りたたんだ」…329万ウォンの初折りたたみ「iPhone Duo」登場” (dailian.co.kr)
- ソウル経済 – “Galaxy Zより重く101万ウォン高くても…折りたたみの弱点、シワとバッテリーを克服したアップル” (sedaily.com)
- ウィキトリー – “Galaxy Z Fold8とFlip8の韓国価格が現在「世界最安値」水準である理由” (wikitree.co.kr)
- サムスン電子ニュースルーム – “サムスン電子、「Galaxy Z Fold8 Ultra・Fold8・Flip8」韓国国内発売” (news.samsung.com)